札幌 夜勤専従看護師

IVH(CV)輸液管理方法 

入院中は、ほとんどの患者さんが点滴を行っていますよね。

 

血管確保のため末梢からの輸液を行っている患者さんも多くいますが、中には疾患のため長期に渡って経口摂取が出来ずIVHを行っている患者さんもいます。

 

IVHは、中心静脈栄養のことです。

 

高カロリーの補給の他に、化学療法時のラインとしても使われていますね。

 

末梢からの輸液は、血管炎を起こしやすく長期に渡っての輸液は難しいですし、必要な栄養量を末梢からの輸液で補うことも困難です(;´Д`A

 

胃瘻造設が不可能な患者さんなども、IVHは有効ですよね。

 

しかし、IVHによる気胸や血胸、感染、血糖値の変動など副作用もありますから、IVH輸液管理と患者さんの観察が大切です(´・Д・)」

 

IVH挿入部の観察として、出血や疼痛、発赤、腫脹がないかよく観察します。

 

IVH挿入部位としては、鎖骨下静脈、内頸静脈、大腿静脈が主です。

 

とくに大腿静脈は排泄物などで汚染しやすいため、感染症を起こしやすいので皮膚状態は要注意ですね。

 

また、挿入部のテープ固定や屈曲の有無を確認します。

 

一週間に一度は、IVHのライン交換と挿入部の消毒を行います。

 

挿入部が大腿静脈の場合は、排泄物で汚染された場合、その都度消毒が必要になります。

 

固定シールが剥がれかけていると、IVHが抜去されるリスクも高くなりますから、シールがしっかり固れていない場合も、その都度貼り直しが必要ですね。

 

IVHがダブルやトリプルのラインの場合は、薬剤を間違わないようラインの見分けをしやすいように色つきのテープを貼るなどの工夫も必要です。

 

またIVHは、高濃度のぶどう糖液のため、高血糖になりやすく、血糖値チェックなどの観察も必要ですね。

 

高血糖状態を放置すると、易感染性となり、脱水をきたすなど全身状態の悪化を招きます。

 

また、アナフィラキシーショックを起こすこともあるため、アレルギー体質の患者さんや体力の極端に弱くなっている患者さんは注意が必要ですし、症状がみられた場合は早急に中止する必要があります。

 

また、IVHの滴下数は急速になると、体への負担が非常に大きく危険です。

 

滴下数の調整、観察はこまめに行わなければなりませんね(^ ^)